4.神尾前古墳他とは何か

大山廃寺と大山古墳群の地図

「小牧市遺跡分布地図」(小牧市教育委員会 1991年3月発行)の上にこのホームページ管理人がペイントで書き込んだものである。

 このホームページでは、神尾前古墳他とは、トウカイコモウセンゴケの群落から、白山神社に登る市民四季の道一帯を指している。そして、神尾前古墳他で見ることのできる古墳の石室や石造物や市民四季の道に描かれた絵は、壊れているという特徴がある。しかも、この壊れ方は、災害などで自然に壊れたというよりも、人間が意図的に壊したものだと、このホームページ管理人は考えている。

 野口・大山古墳群のある山の中に建ち、大山寺の法灯を継ぐ江岩寺は、「大山寺は、壬申の乱の後、天武天皇により創建された。」という言い伝えを持つ。ということは、野口・大山古墳群は、壬申の乱と関係があると考えることができるだろう。神尾前古墳他の石造物遺跡群は、壬申の乱の後、意図的に壊されたと考えることが自然なのではないだろうか。このホームページ管理人は、神尾前古墳他の石造物遺跡群は、壬申の乱で勝利した大海人皇子が、自分の基地を意図的に壊したのではないかと考えている。(詳しくは、野口・大山古墳群目次のページにある「野口・大山古墳群考察」を参照してください。)

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