1.東海湖ができるまでの歴史(このホームページ管理人の見解)

東海三県を形成する美濃帯と飛騨帯

 ウェブサイト「5日本列島の地質構造区分と主な地質体 5-1日本列島形成に関する考え方」(山口大学理学部地球科学標本室・ゴンドワナ資料室)の中の図6「西南日本の地質区分と主な地質体」を参考にして、このホームページ管理人が東海三県の地図の上にペイントで書き込んだ美濃帯と飛騨帯の略図です。ペイントで書き込んだ東海三県の地図は、「スーパーマップル東海三県道路地図」(昭文社 2000年7月発行)の見開きのページにある「東海主要部索引図」を使用した。

 地球が誕生したのは、今から約46億年前のことだと考えられている。今から約1億5000万年前に、赤道付近で形成された濃尾平野の基盤となる美濃帯が、2024年現在の日本のある位置まで移動してきた。その後、美濃帯が基となって、美濃帯の南側に濃尾平野が形成されていく。一方、今から約3000万年前、ユーラシア大陸の東端(現在の朝鮮半島北部からロシアにかけての地域)で地殻変動が起きて裂け目ができ始め、飛騨帯がユーラシア大陸東端から2024年現在の日本のある位置まで移動し始める。そして、日本海が形成される。今から約1500万年前、美濃帯の南側はまだ海(あたたかくて浅い海)が広がっていたが、今から約300万年前になると、海は後退して、陸が増える。

今から約300万年前に存在した東海湖の略図

「愛知県版 最新理科便覧」(浜島書店編集部編著 (株)浜島書店 2005年12月発行)10~11ページ「愛知県のおいたちと化石のページ」に掲載された「約300万年前の東海地方」の図を参考にして、このホームページ管理人が東海三県の地図の上にペイントで書き込んだ東海湖の略図です。ペイントで書き込んだ東海三県の地図は、「スーパーマップル東海三県道路地図」(昭文社 2000年7月発行)の見開きのページにある「東海主要部索引図」を使用した。

 今から約300万年前は鮮新世といい、地球の気候は寒冷で、その後に訪れる氷河時代につながる。地球が寒冷であった時代には、日本列島はユーラシア大陸とつながっていたという説もある。今から約440万年前には、アフリカで、初期の人類である猿人(アウストラロピテクスなど)が出現したと考えられている。(ウェブページ「コトバンク 鮮新世」参照)そして、今から約300万年前に、愛知県西部、岐阜県南部、三重県北部に広がる濃尾平野と伊勢湾は、東海湖という大きな湖の中にあった。東海湖は、あたたかい湖だった。(つまり、温泉だったとこのホームページ管理人は考える。温泉は、ビッグバンに由来するという説もある。)

 ところで、このホームページ管理人は、今から約300万年前、あまりにも突然に、東海湖が出現するという事実に、少し違和感を覚える。そして、「愛知県版 最新理科便覧」(浜島書店編集部編著 (株)浜島書店 2005年12月発行)10~11ページ「愛知県のおいたちと化石のページ」によると、今から約100万年前には、東海湖は消えてなくなっている。今から約300万年前から100万年前にかけて、東海湖が突然できて、消えたという、愛知県・岐阜県・三重県の歴史は、どのように進行していったのだろう。そして、地球が寒冷であった時代、東海湖のようなあたたかい湖のほとりには、猿人を含む生物が集まってきただろうということは想像できる。

 そして、生物が集まっていたであろう東海湖のほとりは、どのような形をしていたのだろう。上の図の東海湖の範囲は、このホームページ管理人が、大体この範囲の中に東海湖があっただろうと考えて、青い丸を書いた。ところで、このホームページ管理人は、自分が書いた東海湖の青い丸を見つめていて、突然、頭の中をよぎったことがある。それは、自分が書いた東海湖の青い丸の中には、かっぱ伝説のある街や神社・仏閣やかっぱ伝説に由来する建造物などが結構あり、宇宙に由来する隕石などを祀る、星にまつわる神社も結構あることだ。このホームページ管理人は、インターネットで、かっぱ伝説に関わる場所や星に関わる神社の住所を調べ、青い丸の中に書き込んでいった。

 ここで、このホームページ管理人は、次のように考えた。かっぱは、水の中に住むことはできないが、水から離れて生活することもできないだろう。かっぱは、湖から近い、湖のほとりで生活していたのではないか。そして、宇宙から落ちた隕石が湖の中に落ちていたのなら、神社仏閣は、建てることができないだろう。神社仏閣は、湖の中の島も含めた陸に落ちた隕石の場所に建てたのだろう。あるいは、かっぱと隕石は同じものととらえた方がいいのではないか。そして、このホームページ管理人は、かっぱ伝説のある場所や隕石に関わる星神社は、湖の中ではなくて、ほとりにあるという設定で、かっぱ伝説のある場所と星神社のある場所を結んでいった。そして、できあがったのが、下の図です。

このホームページ管理人が考える東海湖の姿

(ペイントで書き込んだ東海三県の地図は、「スーパーマップル東海三県道路地図」(昭文社 2000年7月発行)の見開きのページにある「東海主要部索引図」を使用した。)

 つまり、東海湖はとてもいびつな形をしていて、自然にできた湖と考えることはできない、とこのホームページ管理人は考える。そして、東海湖は、琵琶湖と関係がある。東海湖が大人のかっぱの姿だとしたら、琵琶湖は、子供のかっぱの姿をしているようにこのホームページ管理人には思える。そして、琵琶湖のほとり西部には、安曇川に沿って、かっぱ伝説のある神社が7社ある。(これを七思子渕(しちしこぶち)という。)琵琶湖のほとり東部には、彦根市にかっぱ伝説がある。

 私たち人間の祖先は、宇宙から地球に飛んできた宇宙人と関係があるという考え方を持つ民族は、世界各国にある。宇宙からやってきたかっぱが東海湖を造り、東海湖のほとりに集まってきた猿人に技術を伝え、猿人は、道具を使うことができる原人に進化していったのではないか?そして、宇宙からきたかっぱは、今から約100万年前ごろには、絶滅したのではないか?それとも、猿人がかっぱで、かっぱは、原人となって、地球上に残ったのか?このホームページ管理人は、そう考えて、以下のページを作っていきます。