石碑2−16正面。2017年12月御嶽神社にて、このホームページ管理人撮影。
石碑2−16右側面。2017年12月御嶽神社にて、このホームページ管理人撮影。
32×15×12(台座 6×24×21)
(高さ×幅×厚さ、単位cm)
(中)「沖津可真神」(右)「明治九子年 仁右エ門立」
「難病にかかった時にお詣りすると、御利益があったという。」(大草 白石鉦ニ氏 調査時61歳談)
「可」はよいとして許すことの意味。「真神」とは、現在の日本では絶滅したとされるニホンオオカミのこと。オオカミは、人間を食べることもあるが、農作物を食い荒らす害獣を襲って食べることもあることから、古代は、神様の化身とされた。「沖津」の意味は、人の名前なのか、「沖津の宮」という沖ノ島の神殿を指すのか不明である。
参考文献
「小牧の文化財 第17集 小牧の御嶽信仰の石造物」小牧市教育委員会 平成11年(1999年)3月発行