法灯を継ぐ者1

 「法灯を継ぐ者1」「法灯を継ぐ者 春望編」「法灯を継ぐ者 シャンバラ編」の3つの作品の中で、このホームページ管理人が一番最初に書いた小説である。大山廃寺跡の始まりから現在までを描く。途中、平安時代から鎌倉時代までの話は、このホームページの「遺跡の山」のページの中の「第4次発掘調査わかったこと」の中に書いた「火の星」という小説をそのままコピペした。400字詰め原稿用紙換算枚数は、414枚である。このホームページ管理人としては、今までの人生の中で初めて、書こうと思って書いた小説なので、この小説を、このホームページを読む皆様の前に出すのは、少し恥ずかしい。しかし、「法灯を継ぐ者1」がベースになって、「法灯を継ぐ者 春望編」や「法灯を継ぐ者 シャンバラ編」ができあがっていくので、このホームページ管理人の成長度合いを判断する基準として、読んでください。第5回日経小説大賞と第28回小説すばる新人賞に応募して、かすりもしなかった作品です。

法灯を継ぐもの1参考図

一 序

二 白鳳文化の瓦を戴く塔

三 山法師はわが心にかなわぬもの

四 彗星東方に見ゆ

五 雨を止める法

六 諸国に洪水

七 御衣加持御修法にて

八 近衛天皇勅願の儀

九 玄法上人の怒り

十 走る松明の明かり

十一 新しい地へ

十二 残された者たち

十三 源平の戦い

十四 天皇の宝剣

十五 宮司の願い

十六 頼朝の決断

十七 新しい寺を造る

十八 寺を支えた者たち

十九 山の中の寺院都市

二十 大寺院の落日

二十一 法灯を継ぐ者

二十二 太閤検地

二十三 地域の形

二十四 残されたもの

二十五 参考文献

主な登場人物

(大山廃寺や篠岡古窯跡群のある地域に住む架空の人々)

*星海(平安時代末期、大山寺で修業する青年僧)

*福寿女(平安時代末期、篠岡古窯跡群の窯で働く陶磁職人の娘)

*井山一郎(平安時代末期の大久佐八幡宮の宮司)

*波多野秀助(鎌倉時代の大久佐八幡宮の宮司)

*波多野九郎(安土・桃山時代の大久佐八幡宮の宮司)

*井上太郎(第二次世界大戦後戦地から帰還した青年)

*田中一郎(第二次世界大戦後戦地から帰還した青年)

*筆者

(朝廷)

*白河法皇

*美福門院(近衛天皇の母)

*鳥羽上皇

*近衛天皇

*鷹司宰相友行(児神社建設のために朝廷から大山に派遣された勅使)

*藤原信西

*藤原頼長

*後白河上皇

*熱田大宮司家

*八条院(ワ子内親王のこと。美福門院の娘であり、近衛天皇の姉である。)

*後鳥羽天皇

*正親町天皇

(比叡山)

*最澄(天台宗の開祖)

*第48世天台座主 行玄

*「愚管抄」を記した鎌倉時代の天台座主 慈円

*山庵(架空の人物で、平安時代末期の比叡山延暦寺僧兵たちのリーダー)

*雲玄(架空の人物で、平安時代末期の比叡山延暦寺天台座主を支える僧侶)

*覚恕法親王(織田信長による比叡山焼き討ちの時代の天台座主)

(源氏)

*源頼朝と源氏の武士たち

*源家の末裔である波多野氏とその一族

*山田太郎・次郎兄弟(架空の人物で、美濃源氏土岐氏一族に仕える家人)

(平氏)

*平清盛と平氏一門

*安徳天皇

*二位の尼

(室町幕府)
*足利義教(室町幕府第6代将軍)

(室町幕府の反体制派)

*上杉清方(室町幕府将軍足利義教の部下であったが、結城合戦以後、反体制派となる。)

*大西之ヱ門(室町時代中期の京都の武士で、架空の人物)

(戦国時代の武将)

*織田信長

*豊臣秀吉

*徳川家康

(大山寺)

*玄海上人

*玄法上人

*大山寺の僧兵たち

*彗暁(架空の人物、星海と福寿女の孫で、鎌倉時代の大山寺の高僧)

*成安(架空の人物、安土・桃山時代の大山寺の高僧)

(児神社)

*児神社の宮司たち

(江岩寺)

*秋岩恵江(第二世江岩寺住職)

*臨済宗妙心寺派の僧侶たち

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